イエベ秋なのに、カーキが似合わない。「ソフトオータムって、何?」
ソフトオータムって、何?やわらかい秋色が似合う人の特徴
「イエベ秋と診断されたのに、カーキが似合わない」
「マスタードを着ると、顔色が暗く見える」
「オータムカラーのはずなのに、なぜか重く見える」
そんなふうに感じたことはありませんか?
パーソナルカラーでオータムと聞くと、カーキ、マスタード、テラコッタ、キャメル、こげ茶、ゴールドなどを思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろん、これらの色がとても素敵に似合う方もいます。
けれど、オータムと診断されたからといって、すべての人が「こっくり濃い秋色」や「黄みの強い色」が得意とは限りません。
むしろ、色の選び方によっては、顔色が沈んだり、色黒に見えたり、重たく見えてしまうこともあります。
そんな方に知っていただきたいのが、ソフトオータムという考え方です。

オータムは、深みと奥行きが魅力のタイプ
パーソナルカラーの4シーズンには、それぞれ違う魅力があります。
スプリングは、明るさや親しみやすさ、いきいきとした生命力。
サマーは、上品さや透明感、やわらかな清潔感。
ウィンターは、存在感や洗練、凛とした美しさ。
そしてオータムは、深みや余裕、どこか芸術的なセンス。
どのシーズンが一番良い、ということではありません。
それぞれに違う魅力があり、その人らしさを引き立てる方向性が異なります。
ただ、オータムは少し難しいタイプだと感じています。
理由は、色の選び方を間違えると、重く見えたり、暑苦しく見えたり、野暮ったく見えたりしやすいからです。
でも、その人にぴったり合うオータムカラーを選べたとき、オータムはとてもおしゃれに見えます。
派手ではないのに、なぜか目を引く。
流行を追っているわけではないのに、センスがある。
深みがあって、どこか普通と違う。
そんな“奥行きのあるおしゃれ”が出やすいのが、オータムの魅力です。
オータムが重く見える理由
オータムカラーが重く見える理由のひとつは、一般的なイメージが「濃い」「黄みが強い」「重い」方向に寄りやすいことです。
たとえば、カーキ、マスタード、濃いキャメル、テラコッタ、こげ茶、強いゴールド。
| 色名 | 色チップ | HEX |
|---|---|---|
| カーキ | #6B6F3A | |
| マスタード | #C49A1A | |
| テラコッタ | #C96A4A | |
| キャメル | #C19A6B | |
| こげ茶 | #4B2E1F | |
| ゴールド | #D4AF37 |
こうした色は、たしかにオータムらしい色です。
けれど、すべてのオータムタイプに同じように似合うわけではありません。
特に、黄みが強すぎる色、濁りが強い色、重さのある色は、肌の印象によっては顔色を暗く見せてしまうことがあります。
「似合うはずなのに、なんだか顔がくすむ」
「おしゃれというより、老けて見える」
「色に負けて、全体が重たくなる」
そんな場合は、オータムの中でも少し違う方向の色が得意なのかもしれません。
私自身も、オータム診断に違和感がありました
実は私自身も、以前「オータム」と診断されました。
でも、その結果にどこかしっくりこない感覚がずっと残っていました。
一般的にオータムらしいとされるカーキやマスタード、黄みの強いベージュ、強いゴールド。
そうした色を身につけると、顔色が暗く見えたり、色黒に見えたりする感覚があったからです。
一方で、似合うと感じたのは少し違う色でした。
ブルーを感じる穏やかな色。
カーキよりも、セージのようなやわらかいグリーン。
黄みの強いベージュより、ミルクティーのようなやさしいベージュ。
ゴールドよりも、シルバーゴールドのような控えめで上品な光。
「オータムなのに、なぜ?」
その違和感が、ずっと残っていました。
この経験は、私が4シーズンだけではなく、12タイプで色を見ていくようになった原点のひとつです。
ソフトオータムとは?
ソフトオータムとは、オータムの中でも、やわらかく穏やかな色が似合いやすいタイプです。
こっくり濃い秋色よりも、少しくすみを含んだ、やさしくなじむ色が得意です。
たとえば、
セージ
ミルクティーベージュ
グレージュ
スモーキーブルー
ブルーグリーン
くすみピンク
やわらかいブラウン
シルバーゴールド
| 色名 | 色チップ | HEX |
|---|---|---|
| セージグリーン | #9AA184 | |
| ミルクティーベージュ | #C8B39A | |
| グレージュ | #B7AEA2 | |
| モカ | #9B7B65 | |
| ローズブラウン | #9A6F6A | |
| スモーキーブルー | #6F8790 | |
| ブルーグリーン | #4F7F73 | |
| やわらかいオリーブ | #8A8C62 | |
| くすみピンク | #C49A96 | |
| シルバーゴールド | #C6B98A |
このような色が肌になじみやすい方は、ソフトオータム寄りの可能性があります。
ソフトオータムに大切なのは、秋らしさを重くしすぎないことです。
こっくりではなく、しっとり。
強さではなく、奥行き。
派手さではなく、雰囲気。
そんな方向に整えると、オータムの魅力がぐっと引き立ちます。
カーキが苦手に見える理由
「オータムなのにカーキが似合わない」と感じる場合、カーキそのものがすべて苦手というより、選んだカーキの黄みや暗さが強すぎる可能性があります。
カーキには、黄みの強いもの、暗く濁ったもの、グリーンが強いもの、グレーを含んだものなど、さまざまな種類があります。
ソフトオータム寄りの方の場合、濃く重いカーキよりも、セージのようにやわらかく、少しグレイッシュなグリーンの方が似合うことがあります。
同じグリーン系でも、
濃いカーキだと重く見える。
セージだとやさしく見える。
スモーキーなグリーンだと上品に見える。
そんな違いが出ることがあります。
つまり、
「カーキが似合わない」のではなく、
「自分に合うカーキの方向が違う」
という場合もあるのです。
この詳しい違いについては、また別の記事で「似合うカーキは人によって違う」というテーマで書いてみたいと思います。
オータムでも、青が似合う人がいます
オータムというと、青は苦手と思われがちです。
でも、オータムの方でも似合いやすい青はあります。
ポイントは、真っ青ではなく、少し穏やかさや深みを含んだ青です。
たとえば、スモーキーブルー、ティールブルー、ブルーグリーン、セージブルー、くすんだターコイズ、グレイッシュな青緑。
| 色名 | 色チップ | HEX |
|---|---|---|
| スモーキーブルー | #6F8790 | |
| ティールブルー | #2F6F73 | |
| ブルーグリーン | #4F7F73 | |
| セージブルー | #8B9E98 | |
| くすんだターコイズ | #5F9A9A | |
| グレイッシュな青緑 | #6E817A |
こうした色は、青でありながら自然物のような穏やかさがあります。
オータムに必要な深みや落ち着きがありつつ、重くなりすぎない。
そのため、カーキやマスタードよりも、むしろ顔色がすっきり見える方もいます。
「イエベ秋なのに、青が似合う」
それは決しておかしなことではありません。
大切なのは、青か黄色かという単純な分類ではなく、その色が持っている明るさ、深み、濁り、温度感が、自分に合っているかどうかです。
ソフトオータムに似合いやすい色
ソフトオータムに似合いやすい色は、強すぎず、重すぎず、穏やかな深みのある色です。
たとえば、
セージグリーン
ミルクティーベージュ
グレージュ
モカ
ローズブラウン
スモーキーブルー
ティールブルー
やわらかいオリーブ
くすみピンク
シルバーゴールド
| 色名 | 色チップ | HEX |
|---|---|---|
| セージグリーン | #9AA184 | |
| ミルクティーベージュ | #C8B39A | |
| グレージュ | #B7AEA2 | |
| モカ | #9B7B65 | |
| ローズブラウン | #9A6F6A | |
| スモーキーブルー | #6F8790 | |
| ブルーグリーン | #4F7F73 | |
| やわらかいオリーブ | #8A8C62 | |
| くすみピンク | #C49A96 | |
| シルバーゴールド | #C6B98A |
こうした色は、オータムらしい落ち着きがありながら、顔まわりを重くしすぎません。
黄みが強すぎるベージュで顔が沈む方でも、ミルクティーベージュなら自然になじむことがあります。
濃いカーキが重く見える方でも、セージやスモーキーなグリーンなら、やわらかく上品に見えることがあります。
強いゴールドが派手に見える方でも、シルバーゴールドや落ち着いたアンティーク調の光なら、肌になじんで見えることがあります。
ソフトオータムに気をつけたい色
ソフトオータム寄りの方は、オータムカラーの中でも、強すぎる色や重すぎる色に注意が必要です。
たとえば、
黄みの強いマスタード
濃すぎるカーキ
オレンジが強いテラコッタ
黄みの強いキャメル
重たいこげ茶
強く光るゴールド
| 色名 | 色チップ | 見え方の注意点 |
|---|---|---|
| 黄みの強いマスタード | 顔色が黄ぐすみして見えることがあります。 | |
| 濃すぎるカーキ | 重く、暗く見えることがあります。 | |
| オレンジが強いテラコッタ | 色の主張が強く出ることがあります。 | |
| 黄みの強いキャメル | 肌が暗く見えることがあります。 | |
| 重たいこげ茶 | 顔まわりに使うと沈んで見えることがあります。 | |
| 強く光るゴールド | 華やかさより、強さが目立つことがあります。 |
これらは、似合う方が着るととても素敵です。
特にテラコッタやディープカーキのワントーンコーデなどは、似合う人が着ると本当にかっこよく見えます。



ただ、ソフトオータム寄りの方には、色の主張が強くなりすぎたり、顔色が沈んだりすることがあります。
その場合は、色を避けるのではなく、面積や配置を調整するのがおすすめです。
トップスではなくボトムに使う。
アイボリーやミルクティーベージュを合わせる。
小物で少量だけ取り入れる。
質感を軽くする。



このように使い方を変えるだけで、苦手に見えやすい色も取り入れやすくなります。
似合う色は、シーズン名だけでは決まりません
「オータムです」と言われても、カーキが似合わない人がいます。
「スプリングです」と言われても、明るすぎる色が浮く人がいます。
「ウィンターです」と言われても、強い黒が重すぎる人がいます。
「サマーです」と言われても、くすみすぎる色で寂しく見える人がいます。
診断名が間違っているというより、そのシーズンの中で、どの方向の色が一番その人を引き立てるのかを見極める必要があります。
似合う色は、シーズン名だけでは決まりません。
その人の肌、髪、瞳の色。
顔立ちや雰囲気。
なりたい印象。
そして、実際に色を当てたときの見え方。
それらを合わせて見ていくことで、ようやく「その人らしい似合う色」が見えてきます。
イロカラメソッドでは、色をただ分類するのではなく、
その人自身が主役として引き立つか
を大切にしています。
まとめ
イエベ秋と診断されたからといって、カーキやマスタード、濃いブラウンがすべて似合うとは限りません。
黄みが強すぎる色で顔色が沈む方もいます。
濃いカーキより、セージのような色が似合う方もいます。
黄みの強いベージュより、ミルクティーベージュがなじむ方もいます。
強いゴールドより、シルバーゴールドが上品に見える方もいます。
「イエベ秋なのに、カーキが似合わない」
そう感じた方は、オータムではないと決めつける前に、オータムの中の幅を見てみてください。
もしかすると、あなたに似合うのは、こっくり濃い秋色ではなく、やわらかく穏やかな秋色かもしれません。
その違和感は、間違いではありません。
自分に本当に合う色を見つけるための、大切なサインです。
ilo Personal Style Design®では、4シーズンだけでなく、12タイプカラー、顔印象、スタイルバランスを合わせて、今のあなたに似合う色と印象を整えています。
ガイド案内
下のリンクからイロカラメソッドガイドをご覧下さい。カラー12タイプ・スタイル10タイプ・顔印象6タイプを詳細に見ることができます。
診断結果に違和感がある方、自分に合う色の幅を知りたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
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