Firefly を始める前に
Adobe Firefly/単体プランの生成AIクレジットが「月25枚」に減少!
── 2025 年 6 月 17 日以降、新規契約ユーザーは要チェック
この記事は 2025 年 7 月 5 日時点の“情報”です。
公式リリース前に押さえておくと、契約後に「えっ、クレジットが足りない…!」と焦らずに済みます。
まずは結論 3 行まとめ
- 新規で Creative Cloud の単体/フォトプランに加入すると、生成クレジットが「月 25 枚」に縮小。helpx.adobe.comhelpx.adobe.com
- 既存ユーザーは価格もクレジット数も据え置き。慌ててプラン変更する必要はありません。helpx.adobe.com
- 生成系 AI を日常的に使う人は、今のうちに上位プラン or 追加クレジットの検討を。
なぜ“月 25 枚”に?── 改定の背景
Adobe は 2025 年 6 月 17 日に一部プランを Creative Cloud Standard/Pro へ再編。
AI 機能を「必要な人だけが追加で払う」従量課金モデルへ移行する流れで、
モバイル系プランや単体アプリの“標準クレジット”を一律ダウンさせました。petapixel.com
ポイント
- Firefly を“たまに試す”程度なら 25 枚でも OK。
- Photoshop の「Generative Fill」を日常業務で多用する人は、1~2 日で使い切る可能性大。
- 追加購入は 100 クレジット=4.99 USD から。コスト試算を忘れずに。
このあと記事では 「クレジットの残量確認→追加購入→節約テク」 を STEP 形式で解説します。
まずは “月 25 枚” が現実になる前に、あなたの Firefly 利用頻度をチェックしてみてください。
Firefly を始めてみましょう
メールアドレスだけで OK。無料プランでも Firefly Web をすぐ試せます。
firefly.adobe.com を開き、「Text to Image」をクリック。モバイル派は 2025-06-17 に公開された iOS/Android アプリ版も便利です。
例:“A pastel watercolor of a calico kitten playing with yarn, soft focus”
右側の「Aspect Ratio」「Style」「Tone」を変えると雰囲気を一瞬で切り替えられます。
chat GPTに作ってもらうのが一番手っ取り早いかも。ただし、ニュアンスが伝わっているのか、英文を確認して下さい。
画像を選択 →「Generative Fill」で不要なものを消す/追加する。
新機能「Generative Expand」はキャンバス外を自動合成し、構図を後から広げられます。
- 主語 → スタイル → 詳細 → 雰囲気 の順で書く
- 否定語
--no
は使えないので「Style=Minimal」で簡潔化 - 日本語+英語を併用するとニュアンスが安定
右上の「Download」から JPG/PNG。透過が欲しい場合は「Transparent background」をチェック。
- 低解像度プレビューで構図を決め、確定カットだけ再生成 (4 × Upscale)
- 既存写真の一部修正は Photoshop の「Generative Fill (Std)」を活用
通勤中でも 1 プロンプト → 投稿まで完結。Firefly Boards でシリーズ管理すると、
オンライン寺子屋の教材づくりがスピードアップします。
次回ワークショップでは「生成した 1 枚を Canva へ送り、20 分で SNS バナーを完成させる」ハンズオンを実施予定。
お申し込みは公式 LINE からどうぞ。
「どのプランなら動画を作れる?」早見表(2025-07-05 時点)
プラン | 月額※(年契・月払い) | 画像生成(標準クレジット) | 動画/音声生成(プレミアム枠) | 外部AI(GPT・Imagen など) | “お試し”動画本数 | 参照 |
---|---|---|---|---|---|---|
Creative Cloud Standard(新プラン) | ¥6,480 | 月 25 枚 | なし ※ただし無料2本/40秒翻訳 の体験枠 | × | 2 本 | (helpx.adobe.com, helpx.adobe.com) |
Creative Cloud Pro(旧 All-Apps 上位版) | ¥9,080 | 無制限 | 月 4,000 クレジット≒1080p×5秒動画 約40本 | ◯ | 制限なし | (helpx.adobe.com, adobe.com) |
Firefly 無料メンバー | ¥0 | 月 25 枚 | 0(動画生成不可) | × | 0 本 | (helpx.adobe.com) |
※税込/個人版。学生・教職員は Pro が初年度 ¥3,280 (月) (helpx.adobe.com)
覚えておくべき 5 つのポイント
- 無料ユーザーの動画枠はゼロ
- 月25クレジットは画像・ベクター用。動画は一切生成できません。
- 「無料2本」は Standard 限定の体験枠
- 5秒×2本+翻訳40秒で終了。続きは Pro か Firefly 有料プランへ。
- Pro は月4,000プレミアムクレジット
- 画像は無制限、動画は 1080p×5 秒換算で約40本。外部AIモデルも利用可。
- 既存の単体アプリ/フォトプランは据え置き
- 価格もクレジット数も変わらず。乗り換えを検討する前に使用頻度を確認。(helpx.adobe.com)
- 6月17日以降の新規契約は要チェック
- 「25→500クレジットの差」に気づかず契約すると、動画どころか画像もすぐ枯渇します。(helpx.adobe.com)
迷ったときの“ざっくり判断基準”
- まず画像だけ試したい → 無料 Firefly(月25枚)で十分。
- 動画を“サンプル程度”触りたい → CC Standard の無料2本で味見。
- 動画も頻繁に作る/AI翻訳も使う → CC Pro か Firefly Premium(月9.99USD〜)。
2025年6月17日以降、Adobeの新プラン選びは“動画を作るか否か”が分かれ道。
無料0本・お試し2本・月40本――あなたに最適な枠はどれ?

私の今のお気に入りは画像生成なら『落書き』。私が求めているイラスト画像が出てきます。





次回予告
「同じキャラが、油絵・マンガ・3D・水彩に早変わり!?──“一つの顔で四つの世界” を描く実験、次回お届けします。」
