カラー診断をするとき、私は最初に「生年月日」をお聞きしています。
少し驚かれることもありますが、そこには大切な理由があります。
四柱推命を学びながら、たくさんの方に診断をしてきた中で感じたのは、
その人の“受け取り方”には性格や気質が大きく関わっているということ。
はっきりと言われるのが苦手な方。
逆にオーバーに褒められると、うれしさを素直に受け取れる方。
疑り深く、慎重に納得したい方。
どれも、その人らしさであって、どれも正しい反応です。
だからこそ私は、その人が「自分らしく」結果を受け止められるように、
できるだけ寄り添った伝え方をしたいと思っています。
もちろん、診断は客観的な分析が基本です。
けれど、ときどきどうしても「主観」が顔を出してしまうことがあります。
たとえば、ご本人はずっと「私はウィンターです」と信じていて、
実際にそのスタイルがよくお似合いでも、
私はその人の奥に、まったく違う色の“物語”を感じてしまうことがあるのです。
それはただの印象かもしれません。
でも、その方の静かな瞳や、ふとした仕草が教えてくれる気がするんです。
「もっと深い色で、自分を表現してみたいと思っているのでは」と。
そんなとき私は、ひとつの提案をします。
「たとえば“今のまま”に少し風を吹き込むように、
このセカンドカラーを使ってみるのも、素敵だと思います」
その方の心の奥に、小さな変化のきっかけが生まれるとしたら。
それは、私にとって診断の中でいちばん幸せな瞬間かもしれません。
そんな想いを、「イロカラ日和」の番外編としてnoteに綴りました。
色を伝えることに、どこか迷いが生まれたとき、
私はこの気持ちに立ち返ります。
📘 本編はこちらから
👉 その色に、ほんとうのあなたがいる気がして(イロカラ日和 note version・番外編)
※noteでは、診断で出会った方とのエピソードや、
日々感じたことを物語として綴っています。
心に残る色の話を、もしよろしければ、のぞいてみてください。